

苦味だけを相棒にしてきたけど
今では毎日コーヒーを飲んでるけど、一番最初は受験生の時に眠気覚ましで試してみた。親にすすめられて、全然美味しいとは思わなかったけど、ビックリするくらい苦くて、一気に頭が冴えたのを覚えている。
大学を卒業し、社会人になって5年。
今でも、仕事で気合いを入れたい時や眠くなった時には必ずコーヒーを飲む。基本は「苦味」重視だ。
最近は仕事に慣れて、気持ちに余裕が出てきた。そうすると、コーヒーの苦味が気になるようになったんだ。苦味がノイズみたいに感じるというか。
きっと、ニュートラルにコーヒーの味がわかるようになったんだと思う。
「覚醒」のためにコーヒーには苦味が必須と思ってきたけど、香りやコクも楽しめたらいいなと思うようになったんだよね。わかりやすく言うと「違うコーヒーも飲んでみたい」ってこと。もうすぐ30歳だし。
コーヒー好きの友だちに聞いたところ、単種の豆よりブレンドを買った方がいいんじゃないかと言われた。今、いくつか飲みくらべてるところだけど、たしかに豆によって味も香りも全然違うんだね。
コーヒー、結構おもしろいかも。
苦味以外にも、甘さを感じたり、飲んだあとに舌のあたりにコーヒーの味が残ったり、自分が好きな味はどれなんだろうって迷っちゃうね。
でも、それってチョット贅沢な気分。大人になった気がしてうれしい。
結局、苦いだけじゃなく、コクや甘味もあるコーヒーが気に入ったので、それを飲んでる。
自分で飲みくらべて選んだコーヒーは、まるで友達や相棒みたいだ。
眠気覚まし、気分転換、これからもコーヒーの力を借りて、仕事もプライベートも充実させていきたい。
このストーリーで飲んでいるコーヒー

- 僧侶のダンス
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- フルシティロースト
- 中挽き
コーヒー発見の起源とされる「カルディの伝説」に登場する僧侶が飲んだコーヒーを想像してブレンドしました。
ハードな修行をがんばれたのは、きっとこんなコーヒーの刺激と深みがあったからだと思います。
苦味に加えて、甘味、コクがしっかり揃ったブレンドです。苦いコーヒーが好きな人におすすめします。
豆はニューギニア、ブラジル、ガテマラを組み合わせ、やや深めに焙煎しています。-
ブラジル
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ガテマラ
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ニューギニア