#003
キャンプで至高の1杯を
自然の中で美味しく飲めるコーヒー
キャンプの相棒は、コーヒー。
自然の中で、風を感じ、木々が揺れる音を聞きながら、コーヒーを淹れる。
心が開放されていく。
手動のコーヒーミルで豆を挽く。
豆をつぶす振動と、摩擦熱が手に伝わる。
ガリガリ、ガリガリ。疲れてひと休み。
時間があるからあわてない。
時間があるって贅沢だ。日頃は時間に追われてるからね。
続きをガリガリ。
ミルのふたを開けて中を覗く。溢れる香りに心が躍る。
キャンプの喜びを実感する。
ドリッパーを組み立て、
サーバー代わりのマグカップをセットして、
ゆっくりとお湯を注ぐ。
焙煎したてのコーヒー豆がぷくぷくっと膨らみ
そっと弾けるかすかな音と、
液体がカップに落ちる音のハーモニーが心地よい。
至福のルーティーンを味わう、そこは世界で自分だけの贅沢な空間だ。
焚火を眺める。時間がとまる。
俺はコーヒーのためにキャンプに来てるのかも(笑)。
心を落ち着けて、自分と向き合えるこの時間がとても大切だ。