ハンドドリップコーヒーの基本が学べる初心者向け動画3選!

ハンドドリップコーヒーの基本が学べる初心者向け動画3選!

最近はコンビニや自動販売機でも気軽にコーヒーを買うことはできますが、やはり本当においしいコーヒーを飲みたければ人の手で淹れたコーヒーに勝るものはありません。

カフェに行くのも良いですが、自分でドリップができるようになると安くでおいしいコーヒーを気軽に飲むことができるようになりますよ。

今回はこれからハンドドリップをしてみたい方や、コーヒーがもっとおいしくなる方法を学びたい方のために、ハンドドリップの基本がよく分かる動画を3つ選んでみました。

それぞれのポイントをまとめながら、おいしいコーヒーを淹れるためのコツをお伝えしていきたいと思います。

そもそもハンドドリップとは?

そもそもハンドドリップとは何でしょうか?

もちろん自分の手でお湯を注いでコーヒーを入れることなのですが、他の方法としてはコーヒーメーカーを使うやり方もあります。

コーヒーメーカー

コーヒーメーカーはコーヒー粉、水、ペーパーフィルターをセットすれば、あとは人がハンドドリップでする作業を自動でやってくれます。

手間の少なさはコーヒーメーカーに軍配が上がりますが、ハンドドリップの方がコーヒーの粉やお湯の状態を見ながら微調整ができるため、自分好みの味にアレンジしやすくなります。

また初期費用も圧倒的にハンドドリップの方が安くで済むので、始めやすさとアレンジの自由度はハンドドリップの方が優れているでしょう。

本当に自分の好きなコーヒーを突き詰めてみたい方はぜひハンドドリップにチャレンジしてみてください。

ハンドドリップのコツが学べる初心者向け動画3選

初心者の方がハンドドリップの基本を学べる動画をYoutubeから3つ探してきたので、それを見ながらハンドドリップのコツをお伝えしていきたいと思います。

プロが教えるハンドドリップの基礎

はじめに紹介するのは「プロが教える!誰でも簡単にできる美味しいコーヒードリップの入れ方」という動画です。

ジャパンカフェスクールの坪井さんという方が配信してくださっており、初心者の方でも分かりやすい内容となっております。

動画の内容まとめ

動画の内容を以下にまとめておきます。

1.沸騰したお湯をポットに注ぎ、少し温度を冷ます

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沸騰したお湯をすぐに注ぐのではなく、一度ポットに移してコーヒーを淹れるのに適切な90℃前後の温度まで冷まします。

2.ドリッパーにフィルターをセットする

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下や横を折ってドリッパーにピッタリとはまるようにする。

3.ドリッパーに粉をセットする

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ドリッパーを軽くゆすって粉をならす。

4.お湯を注いで約30秒蒸らす

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粉と同じくらいの量のお湯を注ぐ。

形が崩れてしまうため、高いところからお湯を注がない。

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5.中心から500円玉大にゆっくり回してお湯を注ぐ

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「の」の字を書くように注ぐイメージで。

6.すべてのお湯がなくなる前に、お湯を注入する

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外側のフィルターにはお湯をかけないように。

7.お湯が残っている間にドリッパーを取り除く

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最後まで抽出しようとすると苦みやえぐみが出てしまうため、少々残っていてもお湯は捨てる。

以上です。シンプルでわかりやすく、ハンドドリップの基本が理解できる動画ですね。

3,500円で始めるお気軽ハンドドリップ

次の動画はkimimaroさんというyoutuberの動画です。

普段は生活やガジェットに関するツール等を紹介しているようですが、この動画は低コストでハンドドリップを気軽に始める方法について解説をしてくれています。

ハンドドリップを始めるために最低限必要な道具と基本的なやり方を紹介してくださっているので、初心者の方はまずはここから始めて徐々にステップアップしていくのが良いでしょう。

初めに揃える道具

・初めに揃える道具

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動画の中で紹介してくださっている最初に用意する道具はこちらです。

コーヒーミル(ダイソー) 550円

ドリップポット(ニトリ) 1,518円

ドリッパー(ダイソー)  110円

スケール(タニタ)  1,100円

キャニスター(ダイソー) 110円

合計 3,388円

また消耗品として

コーヒーフィルター(kalita) 143円

も必要なので、すべて合わせると3,531円となります。

これだけの道具を揃えれば、あとはコーヒー一杯が約40円で飲めるということですね。

動画の内容のまとめ

動画の内容をまとめていきます。

1.コーヒー豆14gを用意する

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2.ミルで豆を挽く(ここでは中粗挽き)

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3.沸騰したお湯をドリップポットに移して1分ほど置いて、90度くらいまで冷ます

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4.ドリッパーにフィルターをセットする

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5.ペーパーフィルターにお湯をかけてフィルターの臭いを取る

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この工程を「リンス」と言います。落ちてきたお湯は必ず捨ててください。

6.フィルターにコーヒー粉を入れる

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ドリッパーの側面をたたいて、粉の表面を平らにする

7.1投目のお湯を注ぐ(35g)

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真ん中から注ぎ、円を描きながら徐々に外側に注いでいき、まんべんなくお湯をいきわたらせる。注いだ後は30秒蒸らす。

8.2投目のお湯を注ぐ(35g)

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真ん中から外側に円を描きながら注いでいく。

ペーパーフィルターにはお湯をかけないようにする。

9.3投目のお湯を注ぐ(35g)

10.4投目のお湯を注ぐ(55g)

11.5投目のお湯を注ぐ(50g)

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12.表面のお湯がひいたらドリッパーを外す

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最後までお湯を落とすと苦みやえぐみがでるので、最後まで落とし切らない。

13.抽出したコーヒーをかき混ぜる

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上と下の濃度が異なるため、混ぜて均等にする。

7-11の工程は動画では正確に時間を計っていますが、表面のお湯がひいたら次のお湯を注ぐという感覚でよく、最初のうちはそれほど厳密になる必要はないと思います。

kimimaroさんの動画の解説は以上です。道具の解説までしてくださっているのは初心者の方にとってありがたいですね。早速これらの道具を揃えてやってみたくなりませんか?

見ているだけでも楽しいハンドドリップ動画

3つ目はCAFICTさんというYoutuber、ブロガーの方の動画で、雰囲気を重視した内容となっています。

手元アップの映像が多く、ハンドドリップのイメージが伝わりやすかと思います。

見ているだけで香りや味わいが感じられるおしゃれな動画ですね。

動画の内容まとめ

では、この動画の中でのポイントについてまとめておきます。今回は他の動画とは違い、時系列ではなく箇条書きでポイントを書いています。

・フィルターには折り目を付けてドリッパーにぴったりとセットする

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・お湯を注いで、ドリッパーを温めて、紙の臭いを落とす。注いだお湯は必ず捨てること。

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・コーヒーの受けは耐熱ガラスやメモリ付きのコーヒーサーバーがおすすめ

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・コーヒー粉の量は6~7gにつき100mlがおすすめ

コーヒーカップ1杯分の目安、コーヒー粉12g 200ml抽出
マグカップ1杯分の目安、コーヒ粉15g、250ml抽出

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・豆全般にお湯をかけ30秒から1分ほど蒸らす

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・蒸らした後は何度かに分けてお湯を注ぐ

すべてのコーヒー豆からまんべんなく抽出するようにすること

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・中央から外側に向けて注ぐと味が安定する

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・淹れ終わったらコーヒーをかき混ぜる

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モコモコと泡立つコーヒーが見ていて気持ちよく、なんとなく良いコーヒーの香りも漂ってくるような動画となっています。

ぜひ動画もご覧ください。

ハンドドリップのコツ まとめ

3つの動画を紹介してみましたが、それぞれ多少の違いはあれどハンドドリップの基本のポイントは共通しています。

最後に3つの動画に共通していた点について、まとめておきます。

・一杯あたりのコーヒー粉の量は12-15g程度

・フィルターは側面や底面を折ってドリッパーにピッタリとセットする

・ドリッパーに何もない状態でお湯を注ぎ、ドリッパーを温めて、フィルターの紙の匂いを取る(リンス)

・豆をドリッパーに入れて表面を平らにする

・お湯を全面に注いで30秒~1分ほど蒸らす

・中央から外側に500円玉くらいの大きさでお湯を注ぐ

・お湯が減ってきたら次のお湯を継ぎ足す

・フィルターにはお湯をかけないように

・最後までコーヒーは落とし切らずに途中でドリッパーを外す

・抽出後のコーヒーは一度かき混ぜる

といったところになります。

動画を見ながら実際にやってみて、よく分からなくなったらまた動画を見て勉強して、を繰り返しているとだんだんコツが分かり上手になっていくと思います。

以上の動画を参考に、ぜひおいしいコーヒーをご自身の手で淹れてみてください!

9コーヒー
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